少壮吟士制度
日本吟剣詩舞振興会では、吟詠(ぎんえい)の芸術的向上を図り、吟剣詩舞道界の将来を担う人材を育成するために少壮吟士(しょうそうぎんし)制度を設けています。
少壮吟士になるには
少壮吟士の称号を得るには、以下の条件を満たす必要があります。
• 全国少壮吟詠家審査コンクールの全国大会に3回入賞すること
• 日本吟剣詩舞振興会が行う少壮吟士候補特別研修会を受けること
• 年齢が35〜65歳であること
少壮吟士になると、日本吟剣詩舞振興会による少壮吟士特別研修会に参加し、研鑽を積むことになります。また、振興会が関わるテレビ・ラジオへの出演や、振興会の主催行事に出演する機会が与えられます。
全国少壮吟詠家審査コンクールとは
全国の少壮吟詠家の日ごろの研鑽を競うとともに、優れた少壮吟詠家を選出するために開催しているコンクールです。コンクールは都府県大会(第1次予選)、地区大会(第2次予選)、全国大会(決勝大会)の形式で行われます。参加するには、日本吟剣詩舞振興会加盟の各団体・流・会所属の吟詠家で吟歴7年以上、指導歴3年以上で、35〜55歳かつ会長以上の責任者の推薦を受けることが条件となっています。