公益財団法人日本吟剣詩舞振興会
会長 沼崎富
明けましておめでとうございます。
皆様方に於かれましては、穏やか中に令和四年をお迎えになられましたこと、心よりお慶び申し上げます。
そして、昨年は、私共のユーチューブ公式チャンネルをご視聴頂き、誠に有り難うございました。
本年も引き続き、皆様方により喜んで頂けるよう充実した作品を発信して参りますので、本年もご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。
新年早々、この話題には極力触れたくはございませんが、触れずには参りませんので少々お話をさせて頂きます。
この二年間、新型コロナウイルス感染症に苛まれ、吟剣詩舞道家始め愛好者の皆様方にとりましては、大変辛い苦渋の日々を過ごされて来られたことと存じます。
人類誕生以来、今日まで延々と闘い続けて参りましたコロナウイルスが、百年ぶりに世界各国で感染拡大し、多くの尊い命を失ってしまいました。
我が国も対策に苦慮し、また、欧米諸国のようなロックダウンの発令も出来ず、ひたすら国民に緊急事態宣言の外出自粛要請しか出来ず、中々収束に至らない日々が続いておりました。
その中で菅政権は、世界各国からの遅れを取り戻すべく急ピッチでワクチン接種をし、十月以降、新規感染者数も下降傾向となり、現在は感染者ゼロの県が半数以上を占め、他の都道府県に於きましても、一桁か二桁で推移致しております。
漸く、我が国では、新型コロナウイルス感染症も大分落ち着いて参りましたが、また此の処、新たなオミクロン株の発生の報告がなされ、今後の動向が心配でございます。
一体何時になったら、新型コロナウイルス感染症の終息の日が訪れるのか、その日まで、私たちは引き続き三密を避け、感染防止対策に配慮しつつ、過ごす日が暫く続くことと思われます。
そして、また、本年は五黄の寅年でありますので、その年にあやかり、私共、公益財団法人日本吟剣詩舞振興会が、より一層飛躍の年となりますよう、皆様方の変わらぬご支援ご協力のほど、宜しくお願い申し上げまして、年頭に当たっての私の挨拶と致します。