令和3年8月17日(火)、東京・国立劇場大劇場にて、公益財団法人東京歴史文化財団アーツカウンシル主催、東京芸術祭2021連携事業『今に生きるサムライの心~吟と剣詩舞~』が開催されました。
源平の頃から江戸幕府の滅亡まで、700年に渡る武士時代に培われたサムライの心を伝える吟詠と剣舞。その魅力が三部構成にて紹介されました。舞台写真を公開致しますので、ご覧下さい。
第一部
「吟詠詩舞」の魅力~サムライの心を描く~
サムライの思いが込められた漢詩6題を、吟詠界を代表する7名の吟士が高らかに詠い上げました。
※演目順
ご案内は神田蘭さん
「富士山」 梶原 麗修
「不識庵機山を撃つの図に題す」 土澤 美岳
「日本刀を詠ず」 伊藤 契麗
「名槍日本号(今様入り)」 河野 鶴聲
「坂本龍馬を思う」 池田 嶺煌
「本能寺」 清水 錦洲、浅田 聖謙
箏 石垣清美さん
十七弦 柿木原こうさん
尺八 河野正明さん
第二部
「剣舞」レクチャー~武士の魂、心と技~
居合道と剣舞道との違いや武士の魂についてなど、早淵鯉將が真剣を用いた実演と共に、分かり易く解説いたしました。
第三部
サムライの心をつらぬく「忠臣蔵」講談と剣詩舞と笛
[剣舞] 早淵 鯉將
[講談] 神田 蘭
[笛] 福原 徹
五月女 凱昂・増井 鯉冠
女流講談師神田蘭による講談と福原徹の笛の音のもと、「忠臣蔵」を題材とした剣舞が、早淵鯉將、五月女凱昴、増井鯉冠により披露されました。