公益財団法人日本吟剣詩舞振興会
会長 沼崎 富
明けましておめでとうございます。
皆様方に於かれましては、穏やかな中に令和五年をお迎えになり、心よりお慶び申し上げます。
そして、昨年は、私共のホームページをご覧頂き、また、併せて、ユーチューブ公式チャンネルをご視聴頂き、誠に有り難うございました。お蔭様で、年々チャンネル登録数も順調に増加しており、これも偏に、皆様方のご支援ご協力の賜物と、篤く御礼申し上げる次第でございます。
新型コロナウイルス感染症が発生致しましてから三年が経ち、世界各国では、殆どの国民はマスクをせず生活しております。
その中で、我が日本は、全国民が未だにマスクをして暮らしており、先日、或る小学校の給食について取り上げたニュースを目に致しました。子供達にとって給食は、同級生と楽しく会話をしながら食事をするものですが、黙食によって会話が禁止され、辛い悲しいものとなっており、一日も早く改善して欲しいとの子供達の悲痛な言葉が報道されておりました。
食育その他の点からも、政府は、インフルエンザ同様、二類から五類相当への移行を検討する時期が来ているように思われます。そうすれば、我が国には数多くの病院施設を有しておりますので、私共もより広く活用出来るようになり、また、個人個人でワクチン接種等の選択や、マスク着用の有無も選択出来、社会経済活動も阻害されることなく、従来通りの生活に戻ることが出来るようになると思われます。
我々は生きて行くためには、衣食住の安定と心の栄養剤が必要であります。
その一つとして、我々の愛好する吟剣詩舞道の普及振興が求められております。
これまで、新型コロナウイルス感染症に阻まれ続け、思うように普及活動が出来ておりません。
今年こそは三年間に渡る自粛生活から解放され、自由に普及活動が出来る年となりますよう、本年も皆様方の変わらぬご支援ご協力のほど、宜しくお願い申し上げまして、年頭にあたっての私の挨拶と致します。